2009年6月16日、米財務省のウェブサイトによると、今年4月末の中国の米国債保有残高は7635億ドル（約73兆6000億円）で、前月の7679億ドルより44億ドル下回った。新華網が伝えた。

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中国の米国債保有残高が前月を下回るのは、昨年5月以降初めて。1年間の増加額は約2600億ドルに達した。中国国内では米国債の暴落を懸念する声と最適の投資先だとする声の二手に分かれている。今年3月、国家外匯局の胡暁練（フー・シャオリエン）局長は「米国債への投資は中国の外貨準備の運用にとって重要な一部分である」と述べ、購入を継続する意思を示した。中国は国際通貨基金（IMF）が発行する債券を最大500億ドル購入する意向も示している。

4月に米国債保有残高が減少した国は中国のほか、日本、ロシア、ブラジルなど。上位5か国のうち、英国だけが唯一、前月の額を上回った。中国は依然、首位を維持している。（翻訳・編集/NN）