都市部と農村部の収入格差が4−6倍に拡大―中国

Record China    2009年6月18日(木) 7時48分

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15日、中国社会科学院・都市発展環境研究センターの魏后凱副主任は同日に北京で行われたフォーラムで、同国の農村部と都市部の収入格差が実質4−6倍前後になるとの見方を示した。写真は貴州省のミャオ族。

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2009年6月15日、中国社会科学院・都市発展環境研究センターの魏后凱副主任は同日に北京で行われたフォーラムで、同国の農村部と都市部の収入格差が実質4−6倍前後になるとの見方を示した。2000年当時の収入差は2.79倍で、経済の格差は大幅に拡大していることが分かった。中国網が伝えた。

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社会科学院の調べでは、100戸あたりのパソコンの保有台数が都市部では農村部の10倍の59.3台に上ることも判明。収入の格差は情報量の違いにもつながり、今後、それぞれの地域の社会の成長に影響を与える可能性がある。

中国ではこれまで一般に東部沿海部の地域の経済成長が急速で、中西部はこれに追い付けない状況が続いてきた。今後は中西部の経済発展に伴い、農村経済が底上げされることで、都市部との格差が縮小していくことも考えられる。(翻訳・編集/東亜通信)

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