2009年6月24日、韓国紙・朝鮮日報が「世界各国の資産運用会社から、中国への期待感が高まっている」との記事を掲載した。英国大手銀行HSBCによれば、現在世界中のファンド資金が日本やEUから中国へと流れているという。環球時報の報道。

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大手ファンドのフランクリンテンプルトン社・JPモルガン社・シュローダー社など主要ファンド12社の責任者を対象に、HSBCが09年4〜5月に行ったアンケート調査の結果が23日に公表され、中国系経済圏（中国・香港・台湾）がファンド会社にとって最も評価の高い投資先となっていることが分かった。

08年第4四半期、金融危機が始まった当初、中国への投資を拡大するとしていたファンドは4分の1だったが、現在では約4分の3が中国への投資を拡大するとしている。09年第1四半期から中国へのファンド資金が流入し始め、ファンド12社の資金残高は総額で4．05％減ったにもかかわらず、中国におけるファンド規模は同期比1．3％増加している。

一方、各ファンド会社とも日本の証券市場に対する見方は悲観的で、7割が日本における持ち株比率を減らす考えを示しているという。（翻訳・編集/岡田）