Record China 2009年7月3日(金) 7時21分
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2009年7月2日、四川省成都市の警察は路線バス炎上事件に関する捜査報告を発表した。事件は故意の放火事件であり、犯人は現場で死亡していた男性・陳雲良と断定。写真は6月5日、炎上事件現場。
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2009年7月2日、四川省成都市の公安警察は路線バス炎上事件に関する捜査報告を発表した。事件は故意の放火事件であり、犯人は現場で死亡していた男性・陳雲良(チェン・ユンリャン)と断定。新華網が伝えた。
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6月5日朝、成都市内の路上で走行中の路線バスが突然炎上した。乗客27人が死亡、74人が負傷する大惨事となった。捜査の結果、犯人として浮かび上がったのは江蘇省蘇州市出身の陳雲良(62歳)。死亡した乗客の一人だった。
陳は2006年から成都市に住んでいたが仕事にもつかず娘からの援助で暮らしていたという。陳が女遊びやギャンブルに明け暮れていることから娘は援助を減らしたところ、陳は自殺すると脅して金を要求していたという。またたびたび世をはかなんだような言動を繰り返していたが、6月4日娘に電話した際「明日おれは消えるから」「人とは違う死に方をする」などと話していたという。6月9日、家族は事件前に発送されていた遺書を受け取っている。
捜査によると事件当日の陳の行動は以下のとおり。ガソリン入りのポリタンクを持った陳は9番の路線バスに乗車。乗客の証言によると、三環路川陝立体交差橋にさしかかったあたりで、ガソリンをぶちまけ火をつけた。遺体の姿勢や向きから判断して引火後、陳は逃げずにその場で死亡したと見られる。(翻訳・編集/KT)
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