“中国版ハリー・ポッター”パクり疑惑の作者が会見で釈明「完全なオリジナル」―中国

Record China    2009年7月3日(金) 22時30分

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2日、“中国版ハリー・ポッター”と呼ばれる小説「冒険小王子」の作者・周芸文氏が、北京で出版記念の記者会見を開き、マスコミでとりざたされている盗作疑惑について「作品は完全なオリジナルだ」と釈明した。写真は中国の書店に並ぶ本家「ハリー・ポッター」。

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2009年7月2日、“中国版ハリー・ポッター”と呼ばれる小説「冒険小王子」の作者・周芸文氏が、北京で出版記念の記者会見を開き、マスコミでとりざたされている盗作疑惑について「作品は完全なオリジナルだ」と釈明した。中国新聞社が伝えた。

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中国マスコミは「冒険小王子」に関して、本家「ハリー・ポッター」の作者である英国の作家J・K・ローリング氏が「18カ所を盗作された」として提訴する姿勢を示している、と伝えていた。

周氏は2日の会見で、「『冒険小王子』は私自身の完全なオリジナルで、『ハリー・ポッター』を模倣した部分はない」と強調。また、ローリング氏から訴えに関するいかなる文書も受け取っていないと述べ、マスコミが報じているように逆にローリング氏を名誉棄損で訴えるといった予定もないことを明らかにした。

また、「もしも私が18カ所でローリング氏の作品を盗作しているというのであれば、さらに2カ所を加える必要がある。それは離婚して、子持ちだということ。人生でローリング氏をパクっているのだ」と皮肉交じりに語った。

出版社によると、「冒険小王子」は知恵と勇気で困難に立ち向かう主人公を描いた作品で、すでに10万部が売れているという。(翻訳・編集/東亜通信)



   

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