2009年7月、広西チワン族自治区では大雨による洪水被害が拡大している。4日午前10時50分時点（現地時間＝以下同じ）の統計で被災地域は5市28県にまで広がり、被災人口は145万人に達した。4日、新華網が伝えた。

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自治区民政部門の発表によると、避難した住民は14万4000人、飲料水の確保が困難な住民は6万8700人となっている。耕地の被害面積は3万8000ヘクタール、うち2万6000ヘクタールが深刻な被害を受け、4600ヘクタールで収穫が絶望視されている。家屋1623戸が倒壊した。

4日時点で大雨はまだ降り続いており、被害は今後さらに拡大する可能性がある。4日午前11時40分、自治区災害対策業務指導グループ弁公室は緊急災害警報を3級へと引き上げた。（翻訳・編集/KT）