Record China 2009年7月9日(木) 19時50分
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4日、今年4月から中国21都市で実施された消費者動向調査で、世界的な金融危機にもかかわらずブランド品などの高額商品の売れ行きが好調だということがわかった。写真は南京市のブランド品広告。
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2009年7月4日、このほど発表された「2009年中国高級ブランド品に関する調査報告」によると、世界的な金融危機の影響を受けて日本や欧米諸国で軒並み高級ブランド品など高額商品の売れ行きが落ち込むなか、中国国内市場は依然として好調であることが判明した。新華社が報じた。
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今年4月から2か月間にわたり、北京・上海・広州・香港の4大都市と国内主要17都市の合計21都市の消費者約1000人を対象に、消費傾向や購買力、消費行為とその動機、情報獲得手段などを調査。その結果、半数以上の回答者が「商品の購入は価格に左右されない」と答え、9割が「金融危機によるぜいたく品の買い控えはない」と答えている。また国内各都市の消費者は将来の国内経済を楽観視しているのに対し、香港の消費者は経済危機を比較的慎重にとらえていることがわかった。
今回の調査報告を行った国際的な情報コンサルタント会社ルーダー・フィン社のアジア地区主席代表は、「金融危機という試練を乗り越えた各国の高級品メーカーは、中国市場の重要性をさらに深く認識したはず」とコメント。「中国の大都市はブランド企業の戦略的な要塞であり、地方都市は中国市場での勝利の鍵になる」と発言している。(翻訳・編集/本郷)
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