中国の動画共有サイトでは海賊版が見放題!日本の業界団体が対策に乗り出す―中国紙

Record China    2009年7月6日(月) 8時48分

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2009年7月5日、環球時報は海賊版取り締まりを求めるコンテンツ海外流通促進機構の活動を伝えた。写真は中国語での動画検索。公開されたばかりのアニメ映画「ヱヴァンゲリヲン」が早くも流出している。

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2009年7月5日、環球時報は共同通信の報道を引用、日本の業界団体・コンテンツ海外流通促進機構(CODA)が、中国の動画共有サイトの著作権侵害に対処する方針を固めたと報じた。この団体は、海外でのコンテンツ盗用及び海賊版流通の阻止を目的としている。

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YouTubeやニコニコ動画など日本や米国の大手動画共有サイトでは著作権侵害への対応が進んでおり、問題のある動画は削除されるようになってきた。一方で優酷網や土豆網など中国の動画共有サイトは著作権侵害の訴えに応じておらず、動画が削除されずに被害が拡大するばかりとなっている。なかでも日本のアニメやドラマは多くのアクセスを集める人気コンテンツとなっている。

中国人だけではなく日本人の利用者も少なくないと見られており、そうした意味でも被害は拡大している。以前にも日本のコンテンツ保有者は削除を求めているが、中国の大手動画共有サイトは動画の削除ではなく、日本からのアクセス遮断という形で対応した。CODAの長野行雄常務理事はたんに著作権侵害の実態が把握しづらくなっただけと指摘、抜本的な改善を求めていく姿勢を示している。(翻訳・編集/KT)

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