2009年7月9日、新華社によると、中国自動車工業協会は同日、2009年6月の国内新車販売が前年同期比36．48％増の114万2100台となり、単月の過去最高を更新したと発表した。100万台を超えるのは4カ月連続、単月ベースでは6カ月連続の世界一。また1―6月（上半期）の累計も前年同期比17．7％増の609万8800台と初めて600万台を超え、半期で初めて米国を抜いて世界最多となった。

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金融危機のあおりを受け、世界的に自動車販売が落ち込む中、中国は政府が打ち出した減税策や農村部での購入支援などにより、減税対象となる排気量1600cc以下の小型車を中心に販売を大きく伸ばした。

同協会では今年下半期も販売が好調に推移するとみて、年間販売予測を年初発表の1020万台から1100万台へと上方修正した。（翻訳・編集/東亜通信）