北朝鮮の韓国へのサイバー攻撃は、中国の“急所戦術”の模倣―韓国紙

Record China    2009年7月11日(土) 11時15分

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10日、韓国国家情報院は7日に始まった韓国政府機関のウェブサイトなどを標的としたサイバー攻撃について、「中国のサイバー戦術の影響を受けている」との見方を示した。写真は韓国大統領府。

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2009年7月10日、韓国紙・中央日報によれば、韓国国家情報院は7日に始まった韓国政府機関のウェブサイトなどを標的としたサイバー攻撃について、「中国のサイバー戦術の影響を受けている」との見方を示した。環球時報が伝えた。

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同情報院は韓国のネットワークを麻痺させた今回の分散サービス妨害攻撃(DDoS攻撃)は、中国のサイバー戦術の影響を受けているものと見ている。同紙によれば、中国は正規の軍事力では太刀打ちできない米国に対し、「点穴戦術」(=急所戦術)を用いている。この「点穴戦術」とは大規模な精鋭部隊を編成して米軍の「急所」を攻撃させ、麻痺させることで形勢逆転を狙うやり方。同紙は軍事当局者の話として、「中国軍と関係の深い北朝鮮軍がこれに倣った」と報じた。つまり軍事力では韓国に太刀打ちできないと考えた北朝鮮が、韓国の「急所」を攻撃したというのだ。

同紙によれば、韓国国防省は来年1月1日から緊急に情報保護司令部を発足させ、北朝鮮からの更なるサイバー攻撃に備える。(翻訳・編集/NN)

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