2009年7月14日、銭江晩報によると、夏休みに入った中国の学校では、「個性」を追い求める若者の間で美容整形を行う人が急速に増えている。

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ある整形病院では、近日来、訪れる客のすべてが大学生という状態が続いており、別の整形病院でも学生向けの割引キャンペーンを実施している。夏休みに入り、整形手術に訪れる大学生が男女を問わず増えている。杭州市のある整形病院では毎日100人を超える客が訪れているが、その7割以上が大学生だという。

こうした大学生は、「90後」と呼ばれる1990年代生まれの若者たち。「鼻を高くした」と話すある大学生は、「もともと鼻が醜いというほどでもなかったのだけど、もう少し個性的な、違った雰囲気にしたかった」のだという。またある大学生は、「一重まぶたを二重にしてみては？」と整形医からアドバイスを受けたが、「一重のほうが個性的だ」として、目は一重のままにしたと話す。

ある整形医は「90年代生まれの若者は、服を着替えるような感覚で整形を行う」と話し、個性を追求し、整形に対する考え方が非常に大らかなのが特徴的だと指摘している。（翻訳・編集/岡田）