農民が通訳に変身?!不法入国を斡旋し3億円荒稼ぎの中国人ブローカーらを逮捕―日本

Record China    2009年7月18日(土) 12時23分

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16日、警視庁および千葉、埼玉、栃木の各県警は、中国の農民に通訳などと偽らせて不正にビザを取得させて日本に入国させ、工場などで働かせた疑いで中国人ブローカーなど6人と、不法入国した中国人5人を入管法違反の疑いなどで逮捕したと発表した。資料写真。

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2009年7月17日、日本の華字紙・日本新華僑報によると、警視庁および千葉、埼玉、栃木の各県警は16日、中国の農民に通訳などと偽らせて不正にビザを取得させて日本に入国させ、工場などで働かせた疑いで中国人ブローカー・李敬新(リー・ジンシン)など6人(日本人4人を含む)と、不法入国した中国人5人を入管法違反の疑いなどで逮捕したと発表した。

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警視庁の発表によると、李容疑者らは約1年半の間に、100人以上の中国人を不法入国させ3億円余りを得ていた。技術者や通訳など、入管法に定める「技術」及び「人文知識・国際業務」による在留資格のビザ取得には、在留資格認定証明書交付申請書など関係書類の提出が義務付けられており、警視庁では日本の行政書士が関係書類の偽造などにかかわっていたと見て捜査を進めている。

警視庁組織犯罪対策1課によると、今回不法入国の疑いで逮捕された中国人5人は黒龍江省と吉林省出身の農民で、うち2人は入管法に定める「技術」による在留資格を得て08年6月に入国していた。しかし実際には、李容疑者らによって千葉県柏市のパン工場へ紹介されていた。

不法入国した中国人は、ビザを不正に取得し日本に入国するための手数料として1人あたり200万〜300万円を李容疑者らに払っていたという。また、李容疑者らは不法入国した中国人を工場に紹介する際に、工場側から1人につき約5万円の紹介料を受け取っており、不正に得た金額は合計3億円余りに達している。(翻訳・編集/HA)

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