米政府がダライ・ラマ訪米を計画、「米中関係の悪化は免れない」―中国紙

Record China    2009年7月21日(火) 11時10分

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19日、インド紙は、米国政府がチベット仏教最高指導者ダライ・ラマ14世の米国訪問を9月末から10月中旬を軸に調整を進めていると報じた。写真は4月、ロンドンで開催されたG20を記念して北京で行われた絵画展。

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2009年7月19日、インド紙タイムズ・オブ・インディアは、米国政府がチベット仏教最高指導者ダライ・ラマ14世の米国訪問を9月末から10月中旬を軸に調整を進めていると報じた。20日付で中国紙・環球時報が伝えた。

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同紙は米政府高官の情報として、ダライ・ラマ14世は9月最後の週にロサンゼルスを訪問した後、カナダのバンクーバーで会議に参加、10月8日から11日の間に米国に戻り、ワシントンで会談などを行う予定と報じた。具体的な日程などについては現在調整中という。

これについて、中国人民大学国際関係学院教授で米国研究センター主任の時殷弘(シー・インホン)氏は、ドイツのメルケル首相やフランスのサルコジ大統領がダライ・ラマと会談した後、中国との緊張関係が数か月も続いた例を挙げ、「少なくとも2か月間は中米関係が悪化することになる」と指摘。オバマ米大統領に同じ轍を踏むべきでないと忠告した。(翻訳・編集/NN)

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