Record China 2009年7月21日(火) 15時49分
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22日、中国では上海市など長江流域を中心に皆既日食が観測できるとされているが、上海市気象台当局の発表では、当日は降雨が予想されている。市民らからは「人工消雨を」との声も上がっている。写真は08年11月、安徽省で行われた人工消雨。
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2009年7月20日、中国では上海市など長江流域を中心に22日、皆既日食が観測できるとされているが、19日の上海市中心気象台の発表では、当日の天気は思わしくなく、にわか雨や雷雨が予想されている。東方ネットの報道。
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同気象台は、皆既日食の起こる22日午前、上海市が比較的大降りのにわか雨に見舞われるのはほぼ確実と予測している。もし雨が降らなくても曇りとの予想だ。しかし、天候不良でも、日食によって空が暗転する現象ははっきりと観測できるという。
これを受けてインターネット上では、当日の晴天を保証するための「人工消雨」を行ってほしいとの要求が多数聞かれている。しかし市気象局は、上海市は人口密度が多いため、人工消雨のためのロケット弾打ち上げはリスクが大きいとして、これに応じない意向を示した。
人工消雨とは、ロケット弾などを用いて液体窒素などを雨雲の中に撃ちこみ、人工的に雨を降らせること。つまり、降水時間と場所を操作することで、希望する日時に希望する場所の晴天を確保する仕組みだ。昨年の北京五輪開催時にこれを行ったことで話題となった。(翻訳・編集/愛玉)
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