100年にわたる中国人差別、カリフォルニア州はなぜ今ごろ謝罪するのか?―米紙

Record China    2009年7月23日(木) 13時36分

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20日、米紙は「カリフォルニア州はなぜ中国人に過去の差別を謝るのか」と題した記事を掲載した。写真は4月、カリフォルニア州観光局と北京旅游局が北京で同州観光局中国代表事務所の設立に関する覚書に署名した。

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2009年7月20日、米紙The Modesto Beeは「カリフォルニア州はなぜ中国人に過去の差別を謝るのか」と題した記事を掲載した。22日付で環球時報が伝えた。

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記事によれば、カリフォルニア州の中国系移民に対する差別は米国随一。100年もの間、中国系移民に市民権を与えないなど、差別的な法律がまかり通っていた。1850年にはゴールドラッシュを狙った中国人による金鉱採掘を阻止するため、重い税金を課す法律を制定。同54年には中国人による訴訟を認めない法律も定められた。同79年には「中国人は州の福祉に害を与える」として都市部から追い出す法律を制定。同82年には米国政府に働きかけて「中国人排斥法」を制定させたほか、1913年には外国人の土地購入を禁止した「外国人土地法」も可決された。

だが、最近になってカリフォルニア州議会で「過去の差別的な法律や法令に謝罪すべき」とする決議が採択された。記事は、「なぜ過去をそのまま過去のこととしないのか」と疑問を投げかける一方、今でも同州や米国で外国人移民に関する論議が絶えないことについて「昔のような過ちを繰り返してはならない」と指摘した。(翻訳・編集/NN)

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