<中華経済>伊藤忠商事など3社、中国で液状ソフトクリームミックスを製造・販売

Record China    2009年7月23日(木) 7時56分

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21日、伊藤忠商事はソフトクリーム事業の日世、中国煙台ビール集団有限公司と共に煙台市に設立した液状ソフトクリームミックスの製造・販売会社がこのほど、工場建設を開始したと発表した。

2009年7月21日、伊藤忠商事(東京都港区、小林栄三社長)はソフトクリーム事業の日世(大阪府茨木市、田中稔章社長)、中国煙台ビール集団有限公司(中国山東省煙台市)と共に煙台市に設立した液状ソフトクリームミックスの製造・販売会社がこのほど、工場建設を開始したと発表した。

新会社の名称は「煙台日世食品有限公司」で、4月に設立した。資本金は約1000万ドル(約9.3億円)で、出資比率は日世が64%、伊藤忠が19%、煙台ビールが17%。2010年1月から製造・販売を始め、2015年には約100億円の売り上げを目指す。

伊藤忠によると中国のソフトクリーム市場は現在、大手外食チェーンでの販売が中心で、その他の小売店などでは、まだそれほど販売店舗が多くない。新会社ではそうした市場にソフトクリームを売り込むため、契約酪農家から安全な生乳を調達し、原料とする体制を構築する計画だ。(翻訳・編集/東亜通信)

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