<ウイグル暴動>旅行各社、新疆ウイグル自治区へのツアーを再開―北京市

Record China    2009年7月25日(土) 22時22分

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24日、北京市の旅行会社各社が、5日に発生したウイグル暴動以降暫定的に中止してきた新疆ウイグル自治区へのツアーを21日から再開させたことがわかった。写真は09年4月、同自治区トルファンを訪れる観光客。

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2009年7月24日、北京晩報によると、北京市の旅行会社各社は、5日に発生したウイグル暴動以降暫定的に中止してきた新疆ウイグル自治区へのツアーを21日から再開させた。

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北京の旅行各社は、今月5日に発生したウイグル暴動以降、ツアー参加予定客の多くがキャンセルを申し出たなどを理由に同自治区へのツアーを暫定的に中止してきた。しかしここに来て、同自治区の情勢が落ち着きを取り戻してきたことや、夏休みに入り本格的な旅行シーズンを迎えたことなどから、各社は21日から同地区へのツアーを再開させた。再開後のツアー価格は往復飛行機利用の7日間ツアーで3960元(約5万5400円)で、中止前と同額に設定されている。

受け入れ側の同自治区旅游局もこうした動きに対応し、同自治区へのツアーを組んだ旅行社と地元の受け入れ旅行社に対し、ツアー客1人あたり1日10元(約140円)の奨励金の提供を決定。8月31日までの対応期間中に総額500万元(約7000万円)の予算を組んでいる。また、同自治区のA級観光地では入場料の半額割引などの優待サービスを打ち出すなど、官民一体となって観光客の受け入れ体制を整えている。(翻訳・編集/HA)

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