2009年7月26日午後、東京・お台場パレットプラザにおいて、来年5月の上海万博を前に日本館の建設状況などを紹介する「打ち水イベント」（主催：日本貿易振興機構）が開かれた。NHKの中国語教育番組など日本で活躍するアイドルのローラ・チャン、上海出身の歌手のamin、上海で日本文化の紹介者として有名なリン・リーという中国美人3人がチャイナ・ドレス姿で上海の魅力や万博に向けた準備状況などを紹介。最高気温が30℃を超える猛暑の中で、浴衣姿の中国からの留学生や日本女性とともに、暑さを和らげるための日本の伝統行事「打ち水」を行った。

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イベントではこのほか、上海の万博会場用地で建設が進む日本館「かいこじま」（中国語名：紫蚕島）の現場をaminが取材したビデオレポートが大画面で上映され、aminは「上海は万博に向けものすごく盛り上がっている。日本館の建設は、8月で基礎工事が終わり、進捗度合いは60％に達する」と報告。ローラが「壮大で、どういうものができるか楽しみ」と応じ、日本育ちで完全バイリンガルのリン・リーが進行役として「上海には日系企業4500社が進出し、長期滞在の日本人はニューヨークを抜いて世界で一番になった」と近年の日本との関係の緊密化を強調した。

また、会場では、上海万博入場券の日本地区総代理店JTBと公式代理店などが入場券販売案内チラシや万博関連物の広報誌EXPOなどを配布。Tシャツの抽選などが行われた。（NK）