現地語と標準語のバイリンガル幼稚園建設を推進=民族団結教育が狙い―新疆ウイグル自治区

Record China    2009年8月4日(火) 21時30分

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1日、中国政府は8億3000万元(約115億円)を投じて新疆ウイグル自治区のカシュガルやホータンなどウイグル族が大半を占める7地区・州に現地語と標準語を教える幼稚園を年内に465か所建設すると発表した。写真は標準語を学ぶウイグル族の子供たち。

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2009年8月1日、中国政府は8億3000万元(約115億円)を投じて新疆ウイグル自治区のカシュガルやホータンなどウイグル族が大半を占める7地区・州に現地語と標準語を教える「双語(バイリンガル)」幼稚園を年内に465か所建設すると発表した。新華網が伝えた。

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同自治区党委員会のアルケンジャン・トラホン(爾肯江・吐拉洪)常務委員はウイグル市で開かれた「2009年度国家少数民族『双語』幼稚園建設に関する電話会議」で、民族団結教育の重要性を強調した。「双語」幼稚園は昨年から、アクス地区やカシュガル地区、ホータン地区ですでに計214か所の建設が進められており、8月から開園可能としている。

中国教育部と国家民族事務委員会は先月、「全国小中学校民族団結教育工作設置会議」の概要を発表。小学校教育から「民族団結教育」を開始し、さらに大学入試などの試験問題にも反映させるなどの内容が盛り込まれている。(翻訳・編集/NN)

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