イランの油田争奪戦、中国が日本を大幅リード―仏メディア

Record China    2009年8月4日(火) 10時10分

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1日、フランスメディアは「中国がイランの油田争奪戦で日本をリードした」と題した記事を掲載。日本がイランの核問題で縮小した権益の大部分を中国の国営石油会社が獲得する見通しだと伝えた。写真は中国石油天然ガス集団のガソリンスタンド。

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2009年8月1日、フランスの国営放送ラジオ・フランス・アンテルナショナル(RFI)中国語版は「中国がイランの油田争奪戦で日本をリードした」と題した記事を掲載した。2日付で環球時報が伝えた。

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RFIは、核開発を続けるイランに経済制裁を実施する米国に配慮した日本が06年に権益を縮小した、イラン南西部にあるアザデガン油田の権益の大部分を中国の大手国営石油会社、中国石油天然ガス集団(CNPC)が獲得する見通しとなったと報じた。同油田は日本が当初、自主開発を目指し権益の75%を保有していたが、米国からの圧力を配慮する形で比率を10%にまで引き下げていた。

また、今回の件は核問題解決後の権益拡大も考えていた日本にとって、大きな打撃だと日本メディアが報じているとも伝えた。イラン・シャナ通信によれば、国営イラン石油会社が保有する90%のうち、70%をCNPCが獲得する見通しだ。(翻訳・編集/NN)

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