学習態度不良で拘留!? 中国人留学生22人が移民局に―オーストリア

Record China    2009年8月5日(水) 17時56分

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1日、豪移民局が22人の中国人留学生を「留学規定に違反した」として拘禁した。理由は学習態度不良。留学生ビザが取り消された場合、3年以内のオーストリアへの入国が禁止される。写真は豪ゴールドコースト。

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2009年8月1日、中国経済網によると、オーストラリア移民局が22人の中国人留学生を「留学規定に違反した」として拘留した。彼らは授業にも出席せず、警告を受けていたという。留学生ビザが取り消された場合、3年以内のオーストリアへの入国が禁止される。

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豪メディアによると、海外からの留学生のうち36人が、留学規定に違反しているとして移民局に拘留中。報道によると、留学生に求められる条件を満たさず拘禁される学生が増えている。拘留日数は平均81日になる。

同局によると36人のうち22人は中国からの留学生。年齢は18〜28歳。彼らは政府の定める授業への出席率などの規定に違反しており、ビザが失効する可能性もある。拘留期間ののちにビザを取り消され、強制帰国となればオーストリアでの就学は3年間禁止される。オーストラリアでは01年以来、2646人の留学生が拘留されたが、最も多いのは中国人。インド人、パキスタン人が続く。

留学の専門家によると、オーストリアでは、政府奨学金の支給を受けた留学生の他、留学ビザを取得する留学生は2つの条件を満たす必要がある。1つ目は80%以上の出席率がなければならないこと、2つ目は、学科の成績要件を満たすことだ。要件を満たさない学生に対しては口頭注意と2通の警告書が送られるが、それでも改善が見られない場合、移民局によって拘留され、強制帰国ということになるという。(翻訳・編集/小坂)

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