マック、KFCを追うファーストフード店「ディコス」、中小都市で成功=大都市攻略が課題―中国

Record China    2009年8月13日(木) 19時51分

拡大

11日、中国のファーストフードチェーン店「徳克士(ディコス)」が中小都市を中心に成功を収めている。現在、マクドナルドとケンタッキーに次ぐ第3位の規模にまで成長しているという。

(1 / 2 枚)

2009年8月11日、網易財経によると、中国のファーストフードチェーン店「徳克士(ディコス)」が地方の中小都市を中心に成功を収めている。同チェーンはこれまで度々、北京や上海に出店しては撤退を繰り返してきた。

その他の写真

同チェーンを所有する食品事業大手の頂新集団(グループ)の責任者によれば、ディコスは本来、米国のファーストフード店だった。しかし96年に頂新集団が買収し、北京や上海にも出店したものの、大都市圏はマクドナルドとケンタッキーの2大チェーンのシェアが圧倒的のため、98年には撤退。

その後、中小都市を中心にチェーン展開を進め、現在ではマクドナルドとケンタッキーに次いで中国第3位の規模にまで成長。再び北京と上海に進出したが、それでもやはり2大チェーンの壁は厚かった。ディコスは上海に7店舗、北京にわずか1店舗という状況となっているが、08年の時点で、全国では869店舗を展開している。

大都市への進出は困難だが諦めは不要、との姿勢を崩さない。今後は「米食文化」を特徴とした中国式ファーストフードメニューの多様化を進めるとともに、同じく同グループ傘下のラーメン店「康師傅私房牛肉麺」と組み合わせた複合店として展開させていく考えだという。(翻訳・編集/岡田)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携