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13日、暑い夏は食欲不振に陥りがちだが、胃の具合と老人の死亡率には関連性があることが、ある研究からわかった。胃に問題がある老人ほど早く亡くなるという。写真は中国の胃腸薬の広告。
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2009年8月13日、生命時報によると、暑い夏は食欲不振に陥りがちだが、胃の具合と老人の死亡率には関連性があることが、イスラエルのベングリオン大学で行われた研究からわかった。胃に問題のある老人ほど早く亡くなるという。
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病気を患っている70〜82歳の老人1258人を対象に、9年間にわたる追跡調査が行われた。研究グループの代表者によれば、調査の結果、健康状況や人口学的特徴、栄養状態などの要素を除くと、胃の働きを改善すると病気の老人が死亡するリスクが軽減されることが判明した。
胃は栄養を摂取する重要な消化器だが、同時にホルモンを分泌する内分泌器官や免疫器官としても重要な役割を果たしている。研究によれば、胃腸には多くのホルモン分泌細胞が存在しており、その数は体内の他の分泌細胞の総数を上回るほどで、胃に問題が出ると他の多くの器官の働きにも問題が生じやすくなり、その結果、死亡するリスクが高まる場合があるという。
中国医学でも古来より「脾臓や胃腸を内傷すれば、百病を生む」と言われ、胃の機能を保つことは非常に重要だと中国の専門家も指摘し、ゆっくりよく噛むことや、消化されやすい食べ物を摂ること、規則正しい食生活を送ることなどが大事だと話している。(翻訳・編集/岡田)
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