太陽政策推進の金大中元大統領が死去=北朝鮮政策への影響は限定的―韓国

Record China    2009年8月19日(水) 11時22分

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2009年8月18日、韓国の金大中元大統領が多臓器不全のためソウル市内の病院で死去した。享年85だった。写真は今年5月、中国を訪問した金元大統領。

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2009年8月18日、韓国の金大中元大統領が多臓器不全のためソウル市内の病院で死去した。享年85だった。中国中央電視台が伝えた。

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中国人民大学国際関係学院の金燦栄(ジン・ツァンロン)副院長は「民主化の旗手」金元大統領の歴史的な功績として以下の3点を上げている。第一に民主化の推進。投獄や拉致、交通事故といった悲運にも負けず74歳にして大統領に就任、韓国初の与野党交代を実現した。

第二に太陽政策の発案。最後となったインタビューでも金元大統領は北朝鮮がいつの日か核を放棄すると話したという。第3に韓国の国際的な地位の向上。ノーベル賞を受けた初の韓国人でもあり、その強い個人的な影響力もあって周辺諸国と良好な関係を築いた。

太陽政策の推進者・金元大統領の死去が北朝鮮政策にどのような影響を与えるかが注目されるが、金副院長は「大きな変化はなく結局は李明博政権に問題は託されている」と指摘した。(翻訳・編集/KT)

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