2009年8月20日、中国は今年10月1日に建国60周年を迎え、関連の祝賀行事が多数行われる予定となっているが、これに対して警察当局は安全問題に神経を尖らせているという。北京市当局は19日に開催した電話会議で、警戒態勢を昨年開催された北京五輪と同様のレベルにまで引き上げることを決定した。中国新聞社の報道。

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記事は京華時報の報道を引用し、10月1日を含む「国慶節(建国記念日)」期間に北京市では80万人の一般市民が警備活動に関わるとした。北京市公安局人口管理所は、集合住宅や公共サービス設備、一般道にいたるまで市内各所で個人商店主・賃貸物件の大家・市場への出店者・サービス業事業者などを対象にした宣伝会を開き、市民に対し安全意識を啓もうしているという。

中国公安部の孟建柱(モン・ジエンジュー)部長は、「国内外の反対勢力から何としてでも国家安全と社会政治の安定を保つ」として各関連機関に強い要求を明示した。とくにテロ勢力の阻止は大きな課題となるだろう。(翻訳・編集/愛玉)