<多胎児減数>「8から2」は中国初、手術で元気な双子誕生―山東省

Record China    2009年8月23日(日) 14時37分

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22日、山東省シ博市で7月末に生まれた双子の赤ちゃんは、3回の減数手術を受けて8つ子から双子に減らされた多胎児だったことがわかった。写真がその双子。

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2009年8月22日、斉魯晩報によると、山東省●博(しはく=●はさんずいに鯔の右)市第一人民医院で今年7月29日に生まれた元気な男女の双子の赤ちゃんはもともと8つ子の多胎児で、3回の減数手術で双子にまで減らした中国初のケースであることがわかった。

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減数手術を担当したのは山東省立医院付属婦産科(産婦人科)医院の王謝桐(ワン・シエトン)院長。王院長によれば、妊娠第9週の検診で8つ子の妊娠が判明したという。このままでは母体も胎児もともに生命の危険があることから、減数手術の実施を決定。2月11日、3月2日、3月23日の3回にわたって、超音波画像から胎児の位置を確認し、母体の腹部から胎児にカリウムを注射する方法で毎回2胎ずつ減数した。

7月29日早朝、予定日より3週間も早く双子の赤ちゃんが誕生。第一人民医院産婦人科の主治医は「自然分娩で生まれるとは予想していなかった」と明かした。男の子の出生時体重は2000g、女の子は2200gで、母子ともに健康だという。省立医院付属婦産科医院では2002年から今年8月20日までに139例の減数手術を行っており、その多くが3つ子か4つ子を妊娠したケースや、いずれかに奇形のある双子を妊娠したケースだという。(翻訳・編集/本郷)

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