「私はプリンセスになる!」=48歳の独身女性、“アフリカの王子”に騙される―台湾

Record China    2009年8月24日(月) 17時38分

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2009年8月22日、台湾紙・聯合報はある台湾人女性がだまされた結婚詐欺事件を報じた。詐欺犯はなんと自らの出自をかつてのコンゴ王家の末裔と話していた。資料写真。

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2009年8月22日、台湾紙・聯合報はある台湾人女性が被害に遭った結婚詐欺事件をあらましを報じた。詐欺犯はなんと自分はかつてのコンゴ王家の末裔だと騙っていた。

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被害にあったのは編集者として働く48歳の独身女性。コンゴ王家の末裔を名乗る男とインターネットで知り合ったが、恋に落ち「私は王家に嫁入りすることになる」と強く確信したという。インターネットだけのやりとりで実際に会うことはなかったが、詐欺グループは弁護士、政府官僚、銀行員などさまざまな人間を装い女性を信用させ、税金や身分証明、信用証明名義で36万ドル(約3410万円)を銀行口座に振り込ませていた。

すっかり相手を信じ切っていた被害者女性だったが、ひょんなことから事件が発覚した。今年5月、女性はコンゴ人神父のいる教会をたずね、付き合いのあらましを告白した。すると神父は「詐欺に違いない」と喝破したという。同神父によると、コンゴ王家を名乗る詐欺はナイジェリアの犯罪グループがよく使う手法とのこと。神父の手助けの下、女性は警察に通報した。7月20日、振込先口座を提供していたマレーシア人女性、中国系マレーシア人女性2人が逮捕され、その後マレーシア人女性のボーイフレンドらナイジェリア人男性8人が逮捕された。(翻訳・編集/KT)

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