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2009年8月24日、人民日報は記事「良いニュースは生活を楽しくする」を掲載した。海外ではマイナスの内容を報じるニュースが多と感じる人が増えているという。写真は今年8月、北京市の書店で行われたメディア記者による座談会。
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2009年8月24日、人民日報は記事「良いニュースは生活を楽しくする」を掲載した。海外ではマイナスの内容を報じるニュースが多過ぎると感じる人が増えているという。
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8月18日、AFP通信は米フロリダ州に住む12歳の少年、マックス・ジョーンズ君が立ち上げたオンラインテレビ「ウィークエンドニューストゥデイ」を取り上げた。同サイトは世界中の善意や美徳、英雄行為など人を勇気づけるニュースを配信することを目的としており、1日5000ヒットを記録する人気サイトになっている。
ジョーンズ君の成功が明らかにするように、マイナスのニュースばかりを伝えるマスメディアに辟易している人が増えているという。06年にBBCが実施したオンライン調査では、大多数がニュースは「恐怖と不安、疑いばかりだ」と回答したという。調査に参加したある英国人は「各メディアのニュースをプラスのものとマイナスのものとに分別し、マイナスの比率が一定以上を超えた場合、罰を与えればいい」と提言したという。
人民日報は海外ニュースとして記事内容を報じたが、ある意味では中国自身がこうした制度を英米に先駆けて導入しているとも言える。当局の強い指導の下、マイナスのニュースの報道は制限されているためだ。特に人民日報やニュース番組「新聞聯播」など官製メディアはトップで政府首脳の動向や新技術の開発などのニュースを報じている。ただし一部では「規制が強過ぎて信頼できない」との反発もあるようだ。(翻訳・編集/KT)
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