2009年8月25日、国家洪水干ばつ対策総指揮部は今年の増水期に入って以来の被害統計を発表した。中国新聞網が伝えた。

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24日までの統計では被災者は9188万人、死者418人、行方不明126人となった。倒壊家屋は40万世帯、直接的な経済被害は711億元（約9800億円）となったほか、耕地711万5000ヘクタールに被害が生じた。

国家洪水干ばつ対策総指揮部の分析によると、今年の水害、干ばつ被害には以下の特徴があるという。（1）集中豪雨、台風が多いこと。（2）洪水の回数が多く、規模が大きいこと。（3）災害の種類が多く、特に土砂崩れの被害が深刻なこと。（4）死者の4分の3は土砂崩れによるものだった。（5）被害範囲が大きいこと。全国29省・市で洪水被害が発生している。（6）特定地域で深刻な干ばつが発生していること。被害地域は北方の小麦産地と重なっており、農業生産への影響が不安視される。（翻訳・編集/KT）