韓国は強大な中国にいかに対応すべきか?―地元紙

Record China    2009年8月28日(金) 20時13分

拡大

26日、韓国紙は「韓国は日々強大になる中国にいかに対応すべきか」と題する文章を掲載した。写真は09年北京輸入車博覧会の現代自動車ブース。

(1 / 4 枚)

2009年8月26日、韓国紙・中央日報は「韓国は日々強大になる中国にいかに対応すべきか」と題する文章を掲載した。環球時報が伝えた。

その他の写真

両国は1992年に国交正常化、98年に経済協力を主目的とした「戦略的パートナーシップ」を締結した。03年にはこれを経済だけでなく社会・文化面も含めた協力関係「全面的パートナーシップ」に格上げし、さらに08年には両国関係を政治・外交面まで含めた全ての分野での「戦略的パートナーシップ」にまで発展させてきた。

しかし、中国の発展規模、スピードに比べると、韓国との差は広がるばかりだ。国交が正常化された92年、中国の輸出額は850億ドル、韓国は766億ドルで、差はわずか100億ドル足らずに過ぎなかった。しかし08年には、中国は1兆4285億ドル、韓国は4220億ドルと、輸出額の差は1兆ドル以上に広がっており、歴然としている。

一方、中央日報と環球時報が今年7月にネット上で行ったアンケート調査によると、「中国と韓国の未来の関係はライバルかパートナーか」との問いに対し、韓国国民の71%、中国国民の83%が「ライバル」と回答した。ネットユーザーの多くは、今後両国間には「協力」よりも「紛糾」が多く発生すると理解していると考えられ、政府間の関係とは裏腹に両国民間の感情は日々悪化していると捉えることもできる。

こうした現状に、記事は「韓国が今後も国交正常化当時の考え方で中国に対応するならば大きな間違いだ。中国を強大と持ち上げすぎる必要もなければ、根拠もなく悲観的に見るべきでもない。日々着実に変化する中国を客観的に見るべきである」とし、「客観的に見るためには、まず相手に対する尊重と配慮の気持ちを確立すべき」と指摘している。(翻訳・編集/HA)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携