2020年に有人宇宙ステーション建設へ準備着々―中国

Record China    2009年9月1日(火) 8時58分

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8月30日、中国は2020年をめどに、有人宇宙ステーションの打ち上げ・建設を計画していると中国紙が報じた。写真は神舟7号が撮影した宇宙写真。

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2009年8月30日、「報制晩報」は、中国は2010年から2015年までに、複数の有人宇宙ステーション建設準備用の有人実験施設を打ち上げ、その後2020年をめどに、有人宇宙ステーションの中心施設と科学実験施設を打ち上げる計画を立て準備を進めていると報じた。

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同紙によると、有人宇宙ステーション建設後には、多くの宇宙船が燃料資源や物資などの補給のためこのステーションとドッキングすることになるという。同ステーション関連施設の発射は、甘粛省酒泉市と海南省文昌市の発射施設で行われる計画だ。

最初に打ち上げる予定の実験施設の寿命は約2年で、「神舟8号」などの宇宙船がこれとドッキングするために往来することになるという。その後に建設する有人宇宙ステーションでは、大規模な空間実験を長期的に行う、としている。

関係者によると、中国は現在、打ち上げ用ロケットの開発と、海南省文昌市における発射施設の建設を進めているという。(翻訳・編集/津野尾)

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