<中華経済>中国首相、改めて「積極財政・金融緩和策堅持」の方針示す

Record China    2009年9月2日(水) 18時47分

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1日、新華社によると、中国の温家宝首相は、訪中しているロバート・ゼーリック世界銀行総裁と会談し、現在政府がとっている積極財政策と適度な金融緩和策を堅持する考えを改めて示した。写真は上海証券取引所。

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2009年9月1日、同日付新華社によると、中国の温家宝首相は同日、訪中しているロバート・ゼーリック世界銀行総裁と会談し、現在政府がとっている積極財政策と適度な金融緩和策を堅持する考えを改めて示した。

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温首相は「世界経済には回復の兆しも見えているが、全面的な回復には時間がかかる」と指摘。中国経済もまさに今、回復に向けた重要な時期を迎えているため、既に政府がとっている政策を転換することはありえないと強調した。

国内経済に回復の傾向が出ていることから、中国の金融市場などでは当局が現行の政策を一転して金融引き締めに乗り出すのではないかとの見方が強まり、株価が下がるなどの影響が出ている。こうした不安材料を抑え込むためか、温首相を始めとした当局の要人はこのところ、政策を転換する考えがないことを度々表明している。(翻訳・編集/東亜通信)

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