中国人が海外で事件に巻き込まれる危険性高まる=現地習慣の軽視も一因―中国外交部

Record China    2009年9月5日(土) 15時33分

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4日、中国外交部領事局の魏葦局長はこのほど、「中国国民や華僑が海外で事件・事故に巻き込まれる危険性が高まっている」と注意を促した。写真は07年8月、重慶に到着したリベリアで殺害された中国人女性の遺体。

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2009年9月4日、深セン新聞網によると、中国外交部領事局の魏葦(ウェイ・ウェイ)局長はこのほど、「中国国民や華僑が海外で事件・事故に巻き込まれる危険性が高まっている」と注意を促した。

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このほど開催された「中国国民の文明的なイメージを確立する研究・討論会」の席で、魏局長は「近年、中国国民や華僑が海外で事件・事故に巻き込まれる危険性が日々高まっている」とし、「現地の法律や習慣に従い、中国人の文明的なイメージを確立すべきである」と話した。

突発的な事件・事故によって中国国民や華僑が大使館・領事館に保護されるケースが増えるなど、海外での危険性が高まっている原因として、魏局長はまず、「テロ」「局地的な政局の不安定さ」「金融危機による世界的な不況」など外部的な要因を挙げた。次に、中国人自身の問題として「現地の習慣を尊重しない」「修養が足りない」「法律意識に欠けたり商業道徳に反する」などを指摘した。

日々高まる危険性を回避するため、魏局長は海外の各組織間に対し、留学生組織や華僑団体などを通じて海外の中国国民・華僑に、安全に対する注意と文明的で礼儀正しい中国人のイメージを確立するための宣伝活動を行うよう求めた。(翻訳・編集/HA)



   

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