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9月5日、新疆ウイグル自治区ウルムチ市の栗智(リー・ジー)中国共産党ウルムチ市委員会書記が罷免された。注射針通り魔事件に端を発した同地の混乱は市トップの更迭へと発展したが、なお不穏な状態が続いている。写真はウルムチ市。
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2009年9月5日、新疆ウイグル自治区ウルムチ市の栗智(リー・ジー)中国共産党ウルムチ市委員会書記が罷免された。注射針通り魔事件に端を発した同地の混乱は市トップの更迭へと発展したが、なお不穏な状態が続いている。5日、BBC放送中国語サイトが伝えた。
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ウルムチ市では先月から街中で注射針を刺される事件が多発しており、被害者は500人を超えると伝えられる。注射針は病原菌に汚染されているとのうわさも広がり、被害者の多くを占める漢民族に怒りが広がり、3日には数万人を超えるデモにまで発展した。
抗議デモの矛先は治安維持に無力な政府へと向き、自治区トップの王楽泉(ワン・ルーチュエン)中国共産党新疆ウイグル自治区委員会書記の辞任を求める動きにつながった。政府批判を受け市トップが更迭されたが、抗議する漢族系市民は納得せず、あくまで王書記の罷免を求める動きが続いているという。なお市委書記の後任には、朱海侖(ジュー・ハイルン)自治区政法委員会書記がついた。(翻訳・編集/KT)
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