食肉の1人当たり年間消費量、建国当時の13倍の55kgに増加―中国

Record China    2009年9月7日(月) 19時50分

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4日、中国の国民1人当たりの年間食肉消費量が過去60年間で約13倍に増えたことがわかった。60年前はわずか4kgだった個人消費量が2008年には54.8kgに。写真は市場で販売されている豚肉。

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2009年9月4日、山東省青島市で第5回世界豚肉大会が開催され、同大会に出席した中国国務院発展研究センターの潘耀国(パン・ヤオグオ)教授は、中国人1人当たりの年間食肉消費量が過去60年間で約13倍になったことを明らかにした。新華網が伝えた。

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潘教授によると60年前は中国人1人当たりの年間食肉消費量はわずか4kgだったが、08年には一時的に過去最高の54.8kgにまで増加したという。また、78年には農民1人あたりの消費量は6kg、都市住民1人当たりの消費量は18kgだったが、08年の統計では農民で18kg、都市住民では32kgに増加。外食も含めると、都市住民1人当たりの食肉年間消費量は40kgを超えるという。

特に北京市民の食肉年間消費量は現在1人当たり60kgで、市民の20%を占める高額所得者の消費量は70kgに達している。中国人の食生活が豊かになった今、最大の課題は「品質の向上と安全性の確立」だと話す潘教授は「加工済みの冷凍肉やパック詰めの肉、半加工製品、加工製品の消費量も年々増加しており、消費者は安全で高品質な食肉を求めている」と指摘している。(翻訳・編集/本郷)

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