Record China 2009年9月11日(金) 19時39分
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9日、咸陽空港の駐車場に30台もの黒塗りベンツが現れた。しかし、これは外国のVIPやハリウッドスターを出迎えるためではなく、1匹の高級犬のためのものだった。
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2009年9月11日、中国で最近、富裕層の行動や事件が度々問題視されているが、ニュースサイト紅網は、富をひけらかす行為は「成金」の悪習であると批判した。
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10日付の現代快報によると、9日、西安咸陽国際空港の駐車場に30台もの黒塗りベンツが次々に入っていった。しかし、これは外国のVIPやハリウッドスターの送迎に現れたわけではなく、400万元(約5400万円)するチベタン・マスティフ(犬)を出迎えるために用意されたものだった。
ある人はこうした光景を見て「成金が富をひけらかして、嫌な感じだ」と言い、ある人は「非難するほどのことでもない」と言うが、事あるごとに富をひけらかす成金たちに対する世間の目は厳しくなっている。
自分のお金をどう使おうとそれは人の勝手だが、中には不当な手段で財を為した者もいるとみられることから、彼らは一般から強い不満や恨みの対象となっている。ハイブリッド米の研究で大きな成果を上げた袁隆平(ユエン・ロンピン)氏や、NBAスターの姚明(ヤオ・ミン)選手のように、社会に大きく貢献している人たちに不満を抱く人はいないが、不正に大金を手にした成金が富をひけらかし、浪費することに対する人々の恨みは強いという。
高級犬を30台のベンツで出迎えたという出来事について、飼い主がどのような人かは知れないが、財を為した人たちの空虚な内面性や低い人間性を現しているかのようだと記事は批判している。(翻訳・編集/岡田)
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