悪口と罵倒があふれかえる中国のインターネット=文化大革命の負の遺産?―中国人経済学者

Record China    2009年9月18日(金) 12時26分

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2009年9月14日、北京天則経済研究所理事長で著名経済学者の茅于軾氏は、ブログで中国ネットユーザーのマナーの悪さを批判した。写真は北京市のネットカフェ。

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2009年9月14日、北京天則経済研究所理事長にして著名経済学者の茅于軾(マオ・ユーシー)氏は、ブログで中国ネットユーザーのマナーの悪さを批判した。

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今年から9月14日はネットユーザー文化節と定められた。1987年9月14日に中国初のEメールが送られたことにちなんだという。さまざまなイベントが行われたが、その一つとしてブログコンテストが実施され、茅氏は見事ブログベスト10にランクインした。

表彰された茅氏だが、中国ネットユーザーのマナーについて苦言を呈した。ブログのコメント欄などネットユーザーの発言を見ると、8割方は口汚い悪口。「礼儀の国」中国とは思えない状態だという。1人、2人の問題ではない以上、ネットユーザーのマナーは社会問題だと訴えた。

世界最悪とも思えるマナーの悪さ。それは何に起因するものなのか。茅氏は文化大革命の遺産ではないかと指摘する。文化大革命当時には人を罵るどころか、殴ることも、さらには殺すことも生き埋めにすることさえも行われてきた。この遺産をまだ払拭することができないでいると分析している。ならばこうした文革の負の遺産を乗り越え、優秀な文明の伝統を復活させることこそ、中国ネットユーザーに課された使命だと述べている。(翻訳・編集/KT)

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