2009年9月25日、中国共産党中央政治局常務委員、中央政法委員会書記の周永康（ジョウ・ヨンカン）氏は北京市各所を視察した。国慶節（建国記念日）を目前にひかえ、安全対策の徹底を求めている。26日、新華網が伝えた。

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10月1日は建国60周年の国慶節。北京市を始め中国各地では盛大な式典が計画されている。そうした中、やはり問題となるのがテロ対策も含めた安全対策。北京市では包丁の販売まで禁止されるほどの厳戒態勢がしかれている。

周委員は天安門広場、天壇公園、地下鉄、建国門外街道指揮所などを訪問し、安全対策の徹底を命じた。また地方からの陳情受付部局も訪れ、陳情は市民の問題を解決する重要な制度だと協調しつつも、陳情者が法を守り社会秩序を乱さないように導くべきで、もし公共の安全に害をなすようなことがあれば、厳しく処罰せよと命じている。（翻訳・編集/KT）