「植物界のパンダ」野生イネを発見―広西チワン族自治区梧州市

Record China    2009年9月27日(日) 19時2分

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09年9月、広西チワン族自治区梧州市で野生イネが見つかった。野生のイネは現在、消失の危機に瀕しており、「植物界のパンダ」とも呼ばれているという。写真は05年に浙江省の上山遺跡で見つかった新石器時代のイネ。

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2009年9月、広西チワン族自治区梧州市で野生イネが見つかった。野生イネは現在、消失の危機に瀕しており、「植物界のパンダ」とも呼ばれているという。25日、中国広播網が伝えた。

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現在、一般に栽培されているイネは品種改良が重ねられたものだが、野生イネはその原種として1万年以上も変わらぬ姿をとどめている。「生きた化石」と呼ぶにふさわしい存在だという。一般のイネと比べ3から4倍もある大きな葉が特徴だという。

研究対象として重要な意味を持つ野生イネだが、一般市民に無関係というわけではない。野生イネは害虫に強く、収穫量が多い。また光合成の効率も驚くほど高いという。こうした特性の研究が食糧問題解決の糸口になる可能性があると期待されている。(翻訳・編集/KT)

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