Record China 2009年9月28日(月) 12時47分
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26日、中国国内では毎年平均1万例を超える臓器移植手術が行われており、米国に次いで世界第2位の臓器移植大国になっているという。資料写真。
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2009年9月26日、中国衛生部副部長で中国臓器移植の第一人者である黄潔夫(ホアン・ジエフー)氏は、第7回アジア移植免疫フォーラム(ATIF)で中国国内の臓器移植状況について発表した。中国新聞網が伝えた。
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黄副部長によると中国本土では毎年1万例を超える臓器移植が行われ、これまでに行われた臓器移植手術は合計で10万例を上回るという。その数は世界一の移植大国である米国に次いで世界第2位の多さ。内訳では腎臓移植が最も多く、6000例あまり。これまでに8万6800例の手術が行われ、術後患者の10年間生存率は約60%、最長生存年数は32年となっている。次に多いのは肝臓移植でこれまでに1万6000例、最長生存年数は12年。術後3年生存率は75%となっているが、1990年代は1年生存率がわずか40%しかなかったという。心臓移植手術はこれまでに717例で最長生存年数は16年、肺移植は165例で最長生存年数は8年だった。
こうした生存年数の大幅アップについて「中国の移植技術が先進国レベルに追いついたから」と話すのは同フォーラムの役員で中華医学会臓器移植学分会の主任委員でもある華中科技大学同済医学院臓器移植研究所の陳実(チェン・シー)教授。「医師の技術向上と免疫抑制剤の使用で拒絶反応を最小限に食い止めることができるようになったためだ」と説明した。(翻訳・編集/本郷)
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