司法局の元局長宅から隠匿物資が続々、中に国宝級も!進む、汚職官僚摘発―重慶市

Record China    2009年9月30日(水) 10時1分

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2009年9月29日、香港紙・大公報は汚職容疑で逮捕された重慶市司法局元局長・文強の自宅から大足石刻の仏像頭部部分が発見されたことを報じた。写真は大足石刻。

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2009年9月29日、香港紙・大公報は汚職容疑で逮捕された重慶市司法局元局長・文強(ウェン・チアン)の自宅から大足石刻の仏像頭部部分が発見されたことを報じた。

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重慶市ではマフィア及び地下勢力と結託していた汚職官僚の摘発キャンペーンが実施されている。逮捕された汚職官僚の中でも大物が文強。華龍網の報道によると、文強の資産は1億元(約13億2000万円)強。この他にも海外に隠し資産があると見られ調査が進められている。

また文強の自宅からは芸術品や名酒なども山のように見つかったという。近代の著名書家・張大千(ジャン・ダーチエン)の書が3枚、九龍壁の象牙彫刻、マオタイ酒400本(30年物の高級品も多数)、さらには金塊やダイヤモンドなど目もくらむような財宝が発見されたという。中でも目を引くのが国宝級の文物2点。1点は『三国志』の碑石。英雄・劉備が病床に倒れた後、息子を諸葛亮に託す名シーンを描いたもので、元は重慶市奉節県の白帝城にあったもの。もう1点は重慶市大足県にある世界遺産・大足石刻にあった仏像頭部部分。(翻訳・編集/KT)

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