地下鉄工事現場で前漢時代の墓や青銅器など多数発見―陝西省西安市

Record China    2009年10月7日(水) 19時19分

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5日、陝西省西安市の地下鉄工事現場から前漢時代(紀元前206年−8年)や明朝時代(1368年−1644年)の墓や青銅器などが多数発見されていたことが分かった。写真は05年に発見された戦国時代末期から前漢時代初期のものとみられる墓。

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2009年10月5日、陝西省西安市の地下鉄工事現場から前漢時代(紀元前206年−8年)や明朝時代(1368年−1644年)の墓や青銅器などが多数発見されていたことが分かった。中国新聞網が伝えた。

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世界遺産の兵馬俑などで知られる古都・西安。07年からの着工を控え、市当局は05年から建設予定地における発掘調査を進めてきた。市文物局の向徳(シアン・ダー)副局長によると、これまでに発掘された墓の数は計130基。出土した文物は200点余りに上る。

最も注目を集めているのは市中心部で見つかった前漢時代のレンガ造りの墓。盗掘の形跡はなく、3点の青銅器が出土した。うち1点は直径50センチほどの大きさで、ほぼ完全な状態。専門家は、この墓に埋葬されたのは位の高い役人だったとしている。(翻訳・編集/NN)

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