2009年10月7日、コペンハーゲンで開催された国際オリンピック委員会（IOC）総会の席上、IOC北京五輪協調委員会のウェルブルーゲン会長は成功裡に終わった北京五輪に関する詳細な報告を行った。8日付で国際在線が伝えた。

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IOCのジャック・ロゲ会長は昨年の北京五輪閉会式時のコメント同様、北京五輪を「比類なきオリンピック」と称賛。ウェルブルーゲン会長は北京五輪の成功原因を「中国政府の全面的支持にあった」と報告した。また「IOCと中国政府、北京市政府の間に良好な関係を築けたことも大きな要因の1つである」と述べた。

さらに「北京五輪の成功はその開放的態度にもある。北京五輪組織委のメンバーは国際的な専門家からのアドバイスや意見に真摯に耳を傾け、文化的差異からくる問題の解決に努めた」と北京五輪組織委を高く評価し、各国選手団や観光客を迎えた中国国民の暖かい笑顔についても「幸せな気分にしてくれた」と述べた。

また、経済発展やインフラ整備、環境保護意識の向上は「北京五輪が中国に残した貴重な財産」だとして、「人口世界最多の中国を五輪開催地に選んだ当時のIOC委員の判断は正しかった。ありがとう中国、ありがとう北京！」という最大の賛辞で報告を結んだ。（翻訳・編集/本郷）