2009年10月14日、捜狐ブログにエントリー「オランダ人観光客4人が直面した“中国式の死”」が掲載された。

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14日、広西チワン族自治区桂林市の郊外で熱気球の墜落事故が発生、オランダ人観光客4人が死亡した。同乗していた中国人操縦士2人とオランダ人観光客1人は墜落前に飛び降り軽傷だった。

熱気球の事故は世界中にあるものの、今回の事故はまぎれもなく“中国式”だと同ブログは指摘する。運営企業は認可を得ておらず、操縦士の資格や気球の整備にも問題があったという。観光地の熱気球がこんな状態だとはオランダ人観光客は夢にも思わなかっただろう。中国には他国では考えられないような“中国式の死”が存在する。

粉ミルクで中毒死する子ども、ニセ薬品で死亡する患者、刑務所内の“鬼ごっこ”で死亡した囚人、陳情中に殺された市民、ネット中毒治療センターで死んだ少年、ホステスに性的サービスを強要して刺し殺された官僚……。外国人が聞いたことすらないような死に方ばかりではないか。こうした“中国式の死”を過去のものとしない限り、わたしたちの生活に本当の安寧は訪れないだろう。（翻訳・編集/KT）