Record China 2009年10月16日(金) 19時26分
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16日、山東省諸城市で、新種発見かと期待される恐竜の化石が確認された。発見場所は、世界最大規模の化石群とされている「恐竜谷」。現在は記念公園建設の計画も進んでいる。
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2009年10月16日、山東省諸城市で、新種発見かと期待される恐竜の化石が確認された。新華社の報道。
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先月上旬、同市南西部の通称「恐竜谷」で完全な全身の骨格を残した恐竜の化石が発見された。発見者はこれまでにも発掘作業に参加していた地元の村民で、「過去によく目にしていたハドロサウルス(白亜紀後期の草食竜、体長7〜12m)とは違うものだ」と一見して分かったという。
本来、専門家が見れば恐竜の属性はすぐに判別できるというが、今回発見された化石については種別が不明のため、化石は今月7日、北京市の中国科学院古脊椎動物古人類研究所に送られ、現在鑑別作業を行っている。同科学院の徐星(シュー・シン)教授は「新種発見かもしれない」と期待を寄せている。
この「恐竜谷」で最初に化石が発見されたのは1964年、国家地質部門が油田調査を行った時。以来、長さ50m、深さ26mに渡る範囲で7000点の化石が発見され、「世界最大規模の化石群発見」として沸いた。さらに、ハドロサウルスの化石としては世界最大の個体も発見されているという。
現在、恐竜谷では「恐竜地質公園」建設の計画が進んでいる。3年以内に完成し、100点の骨格を展示するほか、土壌に埋もれた状態の化石も公開していく方針。(翻訳・編集/愛玉)
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