2009年10月16日、台湾のテレビアワード「第44回金鐘奨」の授賞式が台北市で行われ、ドラマ「痞子英雄」が最高の5部門を制した。NOWnewsが伝えた。

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今年最もヒットし11部門でノミネートされていたドラマ「痞子英雄」は、今回の「金鐘奨」でも特に注目の存在に。選考の結果、マーク・チャオ（趙又廷）が「最優秀主演男優賞」を獲得し、さらに「最優秀監督賞」「戯劇番組賞」「番組セールス賞」など5部門で受賞した。

最も関心の高い「最優秀主演男優賞」では、「痞子英雄」でダブル主演したドラマ「流星花園〜花より男子〜」で知られるF4のヴィック・チョウ（周渝民）が「受賞確実」の呼び声も高かったが、最終的にはマークが選ばれる形となった。受賞にあたり感激の涙を見せたマークは、「一番に感謝を言いたいのはヴィック」と高ぶる心情を告白。「彼は俳優業の先輩であり、兄であり、よい仲間。撮影の9か月間は、我慢づよく僕に向き合ってくれた。自分自身としては、まだまだこんな賞がもらえる身分ではないと思っている」と、ヴィックへの真心をのぞかせていた。

さらに「最優秀主演女優賞」は劉瑞［王其］（リウ・ルイチー）が受賞、「最優秀助演男優賞」はベテランの演技派俳優・陳博正（チェン・ボーチェン）、「最優秀助演女優賞」は話題ドラマ「光陰的故事」の黄嘉千（ホアン・チァーチェン）がそれぞれ受賞している。（翻訳・編集/Mathilda）