戦火のアフガニスタンで中国が漁夫の利?!犠牲重ねる米国尻目に、中国は資源獲得へ―米メディア

Record China    2009年10月18日(日) 7時7分

拡大

2009年10月14日、米ニュース局・MSNBCウェブサイトは記事「資源に飢えた中国がアフガニスタンに向かう」を掲載した。米軍が大きな犠牲を払う中、中国が漁夫の利を得ているという。写真はアフガニスタン。

(1 / 4 枚)

2009年10月14日、米ニュース局・MSNBCは記事「資源に飢えた中国がアフガニスタンに向かう」を掲載した。15日、環球時報が伝えた。

その他の写真

先日、米NBCテレビはアフガニスタン東部の銅山を取材した。鉱山は中国が採掘権を取得している。付近には中国人作業員の住居がある。住居は見た限り中国国内の建設現場仮設住宅と同じもの。周囲には長さ数キロにわたり土のうが積まれている。NBCテレビが「長城」と呼ぶ囲いの中は外部の立ち入りが禁止されている。

米国の著名ジャーナリストであるロバート・カプラン氏は先日、米紙ニューヨークタイムズにコラムを寄稿、「米国が人命と財産とを犠牲にする中、中国が漁夫の利を得ている。米国は軍事的、外交的にアフガニスタンからの撤退をにらんでいる一方、中国は自国の利益のために米軍がアフガニスタンにとどまり続けることを望んでいる」と指摘した。

環球時報はMSNBCの記事に「欧米の態度とは異なり、アフガニスタン人は中国の投資を歓迎している」と反論した。また日本やインドと比べれば中国の投資ははるかに少ないとして、荒廃しきったアフガニスタンは中国の投資を必要としていると主張した。(翻訳・編集/KT)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携