2009年10月21日、日本華字紙・日本新華僑報は中国人留学生の投稿「日本人こそが雷鋒精神を持っている」を掲載した。

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雷鋒とは1960年代に殉職した中国人兵士。苦しい生活の中でも勉学に励み、人々に奉仕する心を忘れなかったとして表彰され、「雷鋒に学ぼう」という国民運動が行われた。

投稿した留学生は中国にいる時には、日本について偏った情報しか得られなかったという。そして日本で暮らすようになってその情報が誤りであったことを知ったと告白している。

例えば日本人の実直な精神。大変な仕事でも文句をいわず疲れたそぶりも見せずに働いている。また落とし物が盗まれるどころかわざわざ届けてもらったこともあるなど、誠実な心も持っている。

そして優しさ。ある留学生は火事で家が焼けてしまった時、友人たちが募金してくれたとか。またアルバイトの最中にめまいをおこして倒れた留学生もいたが、周囲の人たちが手分けして介抱してくれたと感動している。

投稿は、こうした実直さや優しさはまさに雷鋒精神そのもので、「日本人こそが雷鋒精神を持っている」と高く評価している。（翻訳・編集/KT）