2009年10月30日、中国経済網は、中国企業によるモンゴルへの投資が海外メディアの注目を集めていると報じた。その目的は石炭や鉄、石油などの資源にあるという。

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30日、米紙ウォールストリートジャーナルは、中国政府系ファンド・中国投資有限責任公司（CIC）がモンゴルでの鉄鉱石採掘を主要業務とする香港Iron Mining International Ltdの転換社債7億ドル（約638億円）を取得したと報じた。同日、ロイターは中国アルミが豪リオ・ティント社とモンゴルの鉱山開発プロジェクトの合同プロジェクトに合意したことを報じている。また29日には英フィナンシャル・タイムズが、CICがカナダ企業によるモンゴルでの業務拡張に5億ドル（約455億円）を出資したことを報じている。

こうした投資はモンゴルの資源獲得を狙ってのもの。海外企業への出資以外でも、中国石油天然ガス集団公司（CNPC）がモンゴルでの資源調査を実施するなど中国企業による進出も進んでいる。（翻訳・編集/KT）