平均寿命を2020年には75歳に!慢性疾患の予防と死亡率の抑制で―中国衛生部

Record China    2009年11月3日(火) 20時36分

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10月31日、中国衛生部は、慢性疾患の予防と妊産婦や幼児の死亡率を下げることで、2020年には平均寿命を75歳にまで引き上げたいとの目標を掲げている。写真は学習や運動に取り組む中国の老人。

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2009年11月1日、中国新聞社によると、中国衛生部の陳竺(チェン・ジュー)部長は先月31日、「糖尿病国際フォーラム」で報告を行い、衛生部では現在向こう10年間の慢性病予防計画を制定中であり、2015年には妊産婦の死亡率を08年の3分の1にまで下げ、5歳以下の幼児の死亡率も下げることで、2020年には平均寿命を75歳にまで上げたいと述べた。

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陳部長は報告のなかで、「経済の発展が人々の健康にも大きな転換をもたらしており、工業化・都市化が進むにつれ生活様式が大きく変わり、同時に高齢化も進んでいる。それに伴い主な疾病もこれまでの伝染病から非伝染性の慢性疾患にシフトしている」と述べ、中国医学もこれまでの治療中心から予防中心へ転換する必要があると訴えた。

同フォーラムは、中国衛生部と国際糖尿病連合(WDF)、製薬会社のノボノルディスクファーマ株式会社が共同開催した。国際糖尿病連合のアニル・カプール理事長、前国連事務総長のアナン氏など世界各国から300人余りの専門家が出席し、2日間に渡って糖尿病抑制のための長期計画等について討論を行った。(翻訳・編集/中原)

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